まな板の洗浄、メンテナンスのコツ!役立つアイテムの紹介

お掃除

 多くの人はまな板を洗う際に食器用洗剤を使用していますが、洗剤のみではすべての汚れが落ちず、特に肉や魚を扱った後のまな板はしっかりと洗浄、メンテナンスしないと心配です。
本記事では、木製とプラスチック製のまな板に適した洗浄、メンテナンスの方法を紹介します。また、まな板をきれいに保つ便利なアイテムもご紹介するので、参考にしてください。

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木製まな板のケア方法

木製まな板は、当たりが優しく、調理時の安定感があります。また、その自然な見た目がキッチンに温もりをもたらし、インテリアとしても素敵です。
ただし、傷がつきやすいのが難点で、プラスチック製のものより手入れが必要です。 通常、木製まな板は洗剤を使わず水だけで洗い、細かい繊維のタワシで汚れをこすり落とします。生肉や生魚を切った後は、食器用洗剤を使用し、しっかりすすぎ洗いをすることが大切です。洗剤が残らないように気をつけましょう。

使用後はすぐに洗浄する

まず、まな板を使用したらすぐに洗浄することが基本です。食材の残留物や汁がまな板に付着したまま放置するとよくありません。特に生肉や魚を扱った後は、迅速な洗浄が必要です。

洗浄の際は、まずまな板全体に熱湯をかけて表面の汚れを浮き上がらせます。
その後、食器用洗剤をスポンジにつけて、まな板の隅々までしっかりと擦り洗いします。この時、まな板の溝や小さな傷の中にも汚れが入り込んでいる可能性があるので、ブラシを使って丁寧に洗い流すことが大切です。

天日干しと乾燥の重要性

洗浄・消毒を終えた後は、まな板をしっかりと乾燥させることが重要です。
まな板が湿った状態で保管されると、カビの原因にも。木製のまな板は特にカビが生えやすいため、風通しの良い場所での乾燥が必要です。

乾燥方法としては、まな板を立てかけておく専用のスタンドを利用するのがベストです。
これにより、まな板の両面がしっかり乾燥し、湿気がこもるのを防げます。さらに、日差しの強い日には天日干しを行うと、自然の力でより一層の消毒効果が得られます。

木製まな板の消毒方法

木製まな板を消毒するには、以下の方法がおすすめです

  1. 熱湯消毒とスプレー
  2. クエン酸スプレー

熱湯消毒とスプレー

まず、食器用洗剤でまな板を洗浄し、その後、まな板全体に熱湯をかけて消毒します。熱湯を使う際は、タンパク質の汚れが固まることを防ぐため、先に洗剤で洗うことが重要です。
特に、生の肉や魚を扱った後には、この方法で消毒を行うと良いでしょう。
熱湯消毒後、まな板がまだ湿っているうちにスプレーを使用するのがおすすめです。

クエン酸スプレー

クエン酸スプレーが代替品として効果的です。42℃のお湯200mlにクエン酸小さじ1を加え、スプレーボトルに入れてよく振ります。このスプレーをまな板に吹きかけた後、拭き取ることで消毒が行えます。

木製まな板のオイルメンテナンス

木製のまな板は、定期的なオイルメンテナンスを行うことで、ひび割れや乾燥を防ぎ、長持ちさせることができます。
特に天然木を使用したまな板は、乾燥によるひび割れが進むと、その隙間に食材の汚れが溜まりやすくなります。これを防ぐために、食品に安全なミネラルオイルやまな板専用のオイルを使って保湿します。

オイルメンテナンスの手順は簡単です。
まず、まな板を完全に乾燥させた後、清潔な布やキッチンペーパーにオイルを少量つけて、まな板全体に均一に塗り広げます。塗布後、数時間放置してオイルがしっかりと木に染み込むのを待ちます。最後に、余分なオイルを拭き取り、さらに一晩乾燥させれば完了です。
このメンテナンスを月に一度程度行うことで、まな板の寿命が大幅に延びます。

プラシチック製まな板の消毒方法

プラスチック製まな板のクエン酸スプレーを用いた清掃方法をお伝えします。
まず、まな板を食器用洗剤でしっかりと洗います。次に、キッチンペーパーを敷き、まな板全体にクエン酸スプレーを均一に吹きかけた後、15分から20分ほど待ちます。
その後、水で拭き取り、まな板を完全に乾かします。

プラスチックまな板は、木製のものと比べて傷がつきにくく、水を吸収しないメリットがあります。ただし、白いまな板は汚れが目立ちやすいため、使用後は必ず洗剤でしっかりと洗い流すことが重要です。

メンテナンス方法

プラスチックまな板のメンテナンスには、熱湯消毒や漂白剤を用いる方法が効果的です。
熱湯消毒は、まな板を洗った後に熱湯をかけるだけで簡単に行えます。また、肉や魚を扱った後のまな板には、漂白剤でメンテナンスすることをおすすめします。
スプレータイプの漂白剤を使用すれば、簡単にメンテナンスできます。さらに、まな板を漂白剤に浸しておく方法もあり、これにより黒ずみを取り除くことができます。

木のまな板は、使用前に水で濡らすことで食材の臭いや色の移りを防げ、より衛生的に使用できます。プラスチック製と木製のまな板はそれぞれに利点があるため、使用目的に応じて選ぶと良いでしょう。

漂白剤の使い方

まな板の材質によって漂白剤の使用可否が異なります。
木製のまな板には漂白剤を使うべきではありませんが、プラスチック製なら安心して使用できます。木製まな板は熱湯をかけて、その後キッチンスプレーで仕上げると効果的です。
プラスチック製のまな板には漂白剤をキッチンスプレーしてしばらく置き、その後は水で洗い流すことをお勧めします。キッチンペーパーで包んでおくと、漂白効果がさらに向上します。

調理器具のメンテナンスも!

調理器具の清掃にも注意が必要です。
スポンジは特に、使用後に食べ残しが付着しやすく、湿った状態で放置するとよくありません。スポンジのメンテナンスは、熱湯に1分間浸すことから始め、その後は冷水で冷やして完全に乾燥させることが基本です。
スポンジが劣化した兆候が見えたら、例えば泡立ちが悪くなるなどの場合は新しいものに交換するのが良いでしょう。包丁は、洗剤でしっかり洗った後、キッチンスプレーで刃と柄をメンテナンスし、完全に乾かすことが大切です。

まな板用便利アイテム

まな板を清潔に保つ便利な商品もたくさんあります。
例えば、まな板シートは汚れやにおいの移りを防ぎながら、調理の効率も上げてくれます。
このシートは細かな網目があり、食材のサイズを測る際にも役立ちますし、食パンをカットする時にも濡れ防止になります。
ロールタイプのまな板シートは、使用する長さに合わせてカットでき、使い捨てることでいつも清潔を保つことができます。また、木目調デザインのまな板シートは、見た目が美しく食卓にもそのまま出せるため、非常に便利です。

定期的な交換を検討する

どれだけ丁寧にケアをしていても、まな板は消耗品です。
特に表面に深い傷が入ったり、カビが発生したりした場合は、衛生面を考慮して新しいものに交換するのが望ましいです。プラスチック製のまな板は、傷が増えすぎたと感じた時が交換の目安です。

まな板の洗浄、メンテナンスのコツ!役立つアイテムまとめ

まな板は毎日の料理で欠かせないアイテムですが、その使用頻度の高さから、適切な洗浄とメンテナンスが欠かせません。
この記事では、まな板を清潔に保ち、長く使い続けるための洗浄方法やメンテナンスのコツを紹介してきました。これらの情報がお役に立てれば嬉しいです。
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